News Release

親会社 SDC Technologies 2022年4月1日付の役員人事異動について

カリフォルニア州アーバイン – 4月 1, 2022

SDC Technologies 代表取締役社長兼 CEO に Richard Chang が就任
Mitsui Chemicals Americas 執行役員 CEO 兼社長に Antonios Grigoriou が就任
SDC Technologies の CFO に James White が就任

高性能な防曇コーティングソリューションの世界的なリーダーとして世界的に有名な FSI Coating Technologies, Inc.は、親会社、SDC Technologies, Inc. (SDC) で新たな経営陣が就任したlpとを発表しました。 SDC Technologies, Inc.の代表取締役社長兼 CEO に Richard Chang が就任しました。今後は、SDC Technologies のグローバルリーダーシップの継続と、クラス最高の高性能コーティングシステムの多様な産業市場基盤の拡大に注力する予定です。Richard は2010年に SDC Technologies に入社し、直近では SDC Technologies の最高執行責任者および財務責任者、SDC の完全子会社である FSI Coating Technologies のゼネラルマネージャーとして、グローバルビジネス戦略および運営全般の責任を担ってきました。Richard は、新しい市場への成長を推進し、高度な補完的技術の合併と買収 (M&A) をいくつも手がけ、ビジネスを大幅に拡大し、グローバルに事業を展開してきました。

SDC に入社する前、Richard は Valspar Corporation で事業開発、営業、品質および技術の取締役として複数の取締役レベルの役職を務めました。特殊化学品工業で25年超の経験を持つ Richard は、世界の様々な市場や産業において、収益と営業利益の大幅な増加を実現してきました。  Richard は、カナダ・ケベック州モントリオールのマギル大学で化学工業の学士号を取得し、テキサス州ダラスのサザンメソジスト大学 (Cox) でMBA(優等学位)を取得しています。

Antonios (Tony) Grigoriou は、親会社である三井化学株式会社 (MCI) をサポートするため、特に Americas 社におけるライフケア事業部門の拡充に注力する2030年グローバルビジョンに向けMitsui Chemicals Americas の執行役員、CEO 兼社長に就任しました。  MCI 2030 コーポレートビジョンは、「ダイナミックな変化に対応し、サステナブルな未来に貢献する幅広いソリューションを創造し、化学の力で社会的課題を解決しながら成長し、多様な価値を創造する」ことをテーマとして掲げています。Tony は2003年から SDC に勤務し、10年超にわたって SDC の社長兼 CEO を務め、今後も SDC Technologies の取締役会のメンバーとして留任します。役員としての在任中、Tony は SDC のグローバルビジネスを新たな多様な市場へと拡大し、同社の高性能コーティングのクラス最高の開発者としての地位を確固たるものにしました。

James White は、SDC Technologies Inc の最高財務責任者に就任し、グローバルな財務、IT、法務、ビジネスサポート活動のすべての側面を担当します。2007年に SDC Technologies に入社する以前は、James は公認会計士と民間会計士の両方に勤務していました。  彼はコーティング業界で20年超の経験を持ちます。James はカリフォルニア工科大学ポモナ校で会計学のビジネス学士号を取得しています。  カリフォルニア州の公認会計士の資格も保持しています。

FSIコーティング・テクノロジーズ社について
れた高性能防曇ソリューションを、医療用品、軍用品、安全用品、スポーツ用アイウェアなどで幅広い製品を展開しており、産業用シートや商業用冷凍・冷蔵ショーケース向けの PET フィルムを提供しています。FSI Coating Technologies は、SDC Technologies, Inc. の完全子会社です。

SDCテクノロジーズ社について
1986年設立の, SDC Technologies, Inc. は、カリフォルニア州のアーバインを本拠地としています。2008年に三井化学株式会社が SDC を買収しました。SDC は、航空宇宙分野や自動車部品、メガネなど様々な分野で採用されている革新的な実績ベースの耐擦傷性コーティングにおける先駆者です。

三井化学について
三井化学株式会社の事業の始まりは、1892年にまで遡ります。本社は東京で、農業、自動車、建設、土木工学、電子機器、エネルギー、ヘルスケア、梱包など、様々な分野で採用されている高付加価値特殊化学品、プラスチック、高機能製品の大手製造企業です。三井化学は、30年以上にわたって革新的なプレミアム高屈折率メガネレンズ MR™ シリーズの開発と製造に取り組んでいます (MR-8™、MR-7™、MR-10™、MR-174™)。